リーシュロックの付け方や結び方について

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いろいろなリーシュロック

リーシュロックの使い方

リーシュロックとは、サーフボードとリーシュコードを結ぶ「サーフィン用品」で紐状のものです。紐と云っても、かなり強く作られていて、ハサミやカッターなどで切らない限りは壊れないように作られています。

サーフボードの紐といえば

サーフボードと体を繋ぐためには、サーフボードにリーシュロックを結び、リーシュロックにリーシュコードを繋いで、リーシュコードと足を連結させます。

サーフィンには二つの紐があります。サーフィンをやっていない人に「あの紐?」と聞かれることがありますが、どっちの紐なのか?

リーシュロックの使い方は、サーフボードテイルにあるリーシュカップに結ぶことから始めます。リーシュカップに結んだリーシュロックに、リーシュコードを取り付けます。

リーシュロックとリーシュコードの結び方は、こちら「リーシュコードの付け方」を参照ください。どちらの付け方もマスターしないときちんとした性能を引き出せませんからね。お忘れなく。

サーフボードに結んだリーシュロックは、滅多なことでは取り外しません。ただ、そのまま放置していると危険なので、そのあたりのことも踏まえて解説していきます。

まずは、リーシュロックの付け方をお教えします。また、おススメの商品なども書いていきます。

リーシュロックの取り付けに必要なもの

リーシュカップ

リーシュロックの付け方の第一歩は、サーフボードにあるリーシュカップを確認。

サーフボードのテール部分に埋まってます。

サーフボードのテール部分に埋まっていることが多いです。写真ではすでにリーシュロックがリーシュカップに結ばれている状態です。最終形態は、このような付け方になります。

リーシュロック

いろいろなリーシュロック

リーシュロックには、いろいろな種類があります。一番手軽なのは、リーシュコードを買うと付属品としてついてくる黒い紐のようなものです。写真に載っている黒いのがそれです。おしゃれなリーシュロックが欲しいならサーフショップに行けば買うことができます。300円ほどで替えます。写真にも載っていますが、サーフショップで買えるリーシュロックの定番商品。ただし

リーシュカップより大きいリーシュロック

リーシュカップよりサイズの大きいリーシュロックは買わないように。無駄金になります。その点だけ注意してください。

リーシュロックは消耗品です。1年や2年で壊れるということはありませんが、何年も同じものを使っているとそのうちに切れてしまいます。そんな時に限って大きな波のときだったりします。危険です。なので、3年ほどで新しいリーシュロックを付けるようにしましょう。

どんなサーフィン用品でも同じですが、海から上がったらリーシュロックも水で洗うように。わざわざリーシュカップから外して洗う必要はありません、水をかけるだけでいい。砂と潮を落とすことが大事。お手入れはそれぐらいで十分です。

リーシュロックの付け方や結び方

ゆっくり押し込む

リーシュカップに少しだけ入っている状態のリーシュロック

リーシュロックには硬い紐と柔らかい紐があります。付け方で難しいのがリーシュロック。全然ちがいます。

リーシュロックの根元をもってゆっくりと押し込む。少しづつ入れていくと徐々に向こう側に出てきます。

入れる前に形を作る

入れる前に形を作るとリーシュロックはスルリと入る

少しだけ形をユーの字にすると「スルリ」と入ります。

どうしても入らなかったら

紐で先導してリーシュロックを入れる1

紐で先導してリーシュロックを入れる2

どうしても入らなかった場合は、先導役を作ります。今回はビニール紐を自作しました。コンビニのお手拭き袋をちぎって代用。ある程度の強度があって薄いものが理想ですが、なかなか身近になかったもので代用してみました。

短いリーシュロックの結び方

輪の中に逆のリーシュロックを入れて結びます。

短いリーシュロックは結んで使います

結び方で、リーシュロックの長短で違ってきます。短いリーシュロックの結び方は反対側のリーシュロックの先端を入れます。これで完成です。この輪のなかにリーシュコードを入れます。

長いリーシュロックの結び方

間違ったリーシュコードの結び方

間違いです。この結び方をしているサーファーのかたをたまに見かけますが、完全に間違っています。サーフボードの外側に出てしまうことが間違いなのです。

リーシュロックでサーフボードがクラッシュする

リーシュロックがサーフボードに食い込んでクラッシュすることが稀に起こります。私が経験者だから言えることですし、サーファーがクラッシュしたところを見たこともあります。

長いリーシュロックの結び方

正解です。これが、最終形態です。両側の輪にリーシュコードを通して結びます。

短いリーシュロックでも結ばずにリーシュコードが通るなら、結ばずにそのままでも問題ありません。

おススメのリーシュロック

定番のリーシュロック

リーシュロック ポリ リーシュコード リッシュコード パワーコード サーフィン用 リーシュカップミニにも対応 Leashlok Poly 3/8inch幅 約10mm 品番 SA36M 日本正規品

昔からサーフショップに売られているリーシュロックです。ただ、小さいリーシュカップには入らないのでそこだけ注意しましょう。

FCSのリーシュロック

エフシーエス (FCS) リーシュコードストリングス (リーシュの紐) LEASH CORD STRINGS 【サーフエイドチャリティー参加商品】郵送指定で120円可能-代引き決済不可 おすすめ 紐 リーシュロック 人気 太さ 絡まない ショートボード ロングボード

FCSのリーシュコードを買うと付属してくる取り付け方の解説をした写真に載っているリーシュロックです。これも昔からある商品なので信頼感は高いです。私ならこれをとりあえずはおススメします。色がついているおしゃれなのもアリですね。

入れやすいリーシュロック

サーフボード リーシュストラップ リーシュロック 波乗自慢 #4 幅(約6mm) リーシュカップミニにも対応 リーシュコード リッシュコード パワーコード サーフィン用 送料200円可能【あす楽対応】

リーシュカップに入れやすいようにあらかじめリーシュロックに紐が付属しているみたいです。利用したことはありませんが、使い勝手がよさそうです。

〇〇でリーシュロックを代用してみる

代用できなくはないけど、出来れば代用せずに専用のリーシュロックを使ったほうがいいです。ただ、いざサーフィンをしようと思っているときにリーシュロックがなかったり、切れたり、しょうがなく何かで代用するという時があるかもしれない。そんな時のための記事です。

漁具

これ、経験談ですが。サーフィンに行って、いざリーシュコードを結ぼうと思ったら、リーシュロックがどこかへ無くしてしまったとき。買い置きもなくサーフショップも近くにない。海で使えるものはないかと探しているときに見つけました。

少し細いですが、同じような作りなので使えるかと。手ごろなサイズの漁具があったので代用。波乗りをしましたが、すぐに切れました。ゴミとして海岸にたどり着いた漁具に強度はほぼゼロ。

釣り糸

これも、海岸で探して見つけました。これは、成功しましたが、何度か波に乗った後にリーシュコードが流れてしまいました。釣り糸は切れてなかったのですが、釣り糸を結んで輪にするのですが、その「結び目」が外れてました。結び方を工夫しても、難しかったです。1日だけの代用なら有りかもしれません。

ビニール

買い物袋などのビニール袋で代用。何重にも重ねて輪にすると、かなりの強度になります。ただ、何回も使えるものではない。

代用のまとめ

何かで代用することは可能ですが、いつまでも使えるものではないし、面倒くさいので、急遽、必要になった時以外は、専用のリーシュロックを買うことをお勧めします。そして、買い置きを忘れずに。

リーシュロックの付け方のまとめ!

年に一回もすることはない「リーシュロックの付け方」。それだけに間違った付け方をしてしまうサーファーもいます。間違ってしまうとサーフボードが壊れる原因にもなります。

どんなリーシュロックでも使えますし、代用も可能ですが、サーフショップに売っている「専用のリーシュロック」がおススメ。そして、いつかの時のために買い置きも忘れずに。

お手入れは簡単。リーシュカップに結んだままで水で流すだけ。やるとやらないで大違い。そして、3年ほどで新しいリーシュロックと交換。これも忘れないこと。壊れてからでは遅い。そして、危険です。

リーシュロックを結ぶ、サーフボードのテイルにある「リーシュカップ」は壊れやすい部品です。定期的に目視で確認するようにしたいです。

リーシュロックの正しい付け方をマスターして安心安全な波乗りを楽しみましょう。

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