リーシュカップとは、サーフボードのテール部分にあります。サーフボードとリーシュコードドを結ぶ所です。このリーシュカップに「リーシュロック」などの紐を取り付け、リーシュコードと結びます。
プラスチックでできた部品を埋め込むタイプと、樹脂で空間を作り紐を通すタイプがある。現在の主流は、プラスチックを埋め込むタイプ。
一概にどちらのタイプがいいか云えないが、クラッシュしたら高くつきます。特に樹脂で作った方はかなり高額になります。部品を埋め込むタイプに交換したほうがいいですね。
サーフィンを長年しているとリーシュカップをクラッシュすることがあります。
もちろん、俺もクラッシュしたことがあります。
基本的に自分でリペアしたい俺としては、自分で直そうと考えました。
サーフィンショップに行き、「リーシュカップを欲しいんですが・・・」と尋ねました。
「置いてないっすけど、何に使うんですか?」
「リペアをしようと思いまして・・・」
「・・・自分でリペアするんですか???」
「あーーー、はいーーー」
「いやーーー止めといた方がいいですよ。リーシュカップのリペアはめちゃくちゃ難しいですから」
そうです、今考えればなんと無謀な事を考えていたかと。
レールやテールのリペアとは違い、精密さが要求されるのです。
なので、リーシュカップがクラッシュしたら、即サーフィンショップにリペアを依頼しましょう。
間違っても、自分でリペアしない事。
サーフボードを長く使っていると、いろいろとガタがきます。リーシュカップのひび割れなども「ガタ」のうちの一つ。
数年使っていると、一年でも、リーシュカップのひび割れは発生します。ちなみに私の持っているサーフボードはすべてひび割れしております。ご自身のサーフボードのも確認してみてください。たぶん、ひび割れしてます。
良く見ると、リーシュカップのリーシュを繋ぐ金属部分の上の辺りにひび割れが発生しています。
これを放置しておくと、いずれは耐えきれずに「バキッ」となってしまう可能性がないわけではない。早めの手当てが必要です。
きちんと直すに越した事はありませんが、サーフィンに支障のないリーシュカップ。壊れないようにすればいいわけです。そこで、お勧めするのが、「接着剤」。リーシュカップの材質は、プラスチックなので、それ用の接着剤を塗るだけ。
少し紙やすりでリーシュカップをザラザラにして、接着剤を少し小盛にしえ乾かすだけ。作業時間は約5分で完了。これでオールオッケーです。
見た目は悪いですが、機能的には何の問題もなし。簡単に短時間でリペアできますので、早速してみましょう。
リーシュカップは、リーシュロックを結ぶ箇所で、その先にはリーシュコードがあり、さらにはご自身の体とサーフボードを結ぶ大切は部品です。
波乗り中には気にすることはありませんし、サーフィンに影響を与える部分ではありません。しかし、万が一、壊れてしまったら取り返しのつかない重大な事故を起こすサーフィン用品です。定期的な確認を怠らず、ヒビなど軽微なものであればご自身でリペアをしてもいいのですが、割れていたり、引っかかるほどの傷であればサーフショップなどへ修理に出すようにしましょう。