買ってきたリーシュコードには変な癖がついています。折りたたんであったり、丸めてあったり、商品を何らかの方法で固定しているので、その癖がついています。商品が売られるまでに時間が経っていると、その時間の長さとともに変な癖はますます強くなります。その癖をそのままにして、波乗りに使用すると、事故の元です。
お風呂ぐらいのお湯につけていると、ゴムが柔らかくなります。その状態でリーシュコードを伸ばしてやると、少しずつ癖が解消されてきます。
水洗いが基本です。全体を水で洗いましょう。
特に気を付けて洗いたいのが、金属の連結部分。海水が付着していると酸化の原因になります。良く洗い流しましょう。
マジックテープにはゴミが付着している事があります。後々のトラブルを回避するためにゴミは取り除きましょう。
海上がりにも洗いましたが、再度、洗います。ウェットスーツなどと一緒に入れていると海水が付着してしまうからです。全体を水で綺麗に洗いましょう。
バケツに水を貯め、リーシュコードを入れて、布部分を揉み洗い。
最後に、金属の連結部分をすすぎ洗いします。ココは良く洗わないとトラブルの原因になります。
マジックテープに着いた、砂やごみを取り除きます。砂は一度洗っただけではなかなか落ちません。ゴミは手で取りましょう。
炎天下で干すとゴムが劣化します。トラブルの原因になります。風通しのいい陰干しが理想です。
干し方は、一本になるように。ゴムを丸めて干すと型が付いてしまうので注意。
バケツの中に丸めて保管している方がいます。これは、止めましょう。
丸めたままで保管すると、丸まった型がついて波乗り中に足に絡まります。
といいながら、面倒くさくてバケツに丸めてほかんしてしまう。週一サーファーは真似しないように。確実に波乗り中に損します。
保管場所は、日の当らない陰など。温度の高くない場所。どちらも劣化の原因になります。
難しい問題ですが、リーシュコードの壊れる原因は連結部分の劣化が主です。
壊れるときは、波乗り中がほとんどで、危険な時があります。
リーシュコードには気を付けているので、今までで一度しか経験が無いのですが、波乗り中に壊れたことがあります。<
テイクオフして、波に乗って、プルアウトが間に合わず、波をモロにかぶって、板が飛んでいき、、、「ビョーーーン」と伸びた状態になっとき、、、急に足にかかっているサーフボードの負荷がなくなりました。
やばい、、、と思いましたが、どうしようもなく、、、ただ、かなりインサイドだったので岸にたどり着くのは容易でしたが、、、波が大きい時だったら、、、かなり危険です。
波乗りをしていると、一度や二度、運が悪いと何度も経験すると思いますが、ある程度防ぐ事も可能です。それは、波が大きい時は新しいリーシュコードを使うこと。それだけである程度は防げます。
また、波乗りに行く際には、予備のリーシュコードを一本持っていきましょう。不慮の事故でリーシュコードが壊れてしまっても、予備があれば波乗りをすることができますからね。
買った時は同じ長さのリーシュコードですが、一年たつとこんなにも長さに変化があります。ゴムが伸びるのです。
ゴムが伸びる原因は、波にサーフボードが持っていかれる時に負荷がかかりゴムが伸びてしまいます。また、連結部分に負荷がかかって劣化が進みます。やっかいなのが、劣化の具合が見た目には分からないこと。新しいのと古いのを見比べてみると、長さでは分かりますが、内部の劣化まではわかりませんから。
あまりに伸びてしまうと、いつかどこかで「ブチ」と。そうなる前に廃棄したいですね。
リーシュコードとサーフボードをつなぐ「リーシュロック」。これも劣化が進みます。ただ、かなり強度があるので、なかなか壊れない。と思っていると、いつか壊れます。物ですからしょうがない。
たびたび劣化具合を確認する必要は無いですが、年に数回は見るように。見た目でなんとなく分かります。ササクレテいたり、色がまだらだったり、ねじれていたり、と変化が見て取れます。
壊れる前に交換しましょう。
そして、サーフィンに行くかばんには、予備として入れておくことをお勧めします。これは、リーシュコードも同じですが、いつ壊れるか分からない。波乗り中に壊れてしまって、そのあとは、波乗りが出来ないなんて勿体ない。転ばぬ先の杖。