この記事を書いたのは、当ホームページのサーフィンゲート管理人です。
年間に半分ほどの１５０日を海で過ごすぐらいサーフィンが好きな管理人です。これだけ海で遊ぼうと思ったら、近くに海だけでは波がないので、日本海、太平洋、宮崎、海外といろいろと出かけることになります。
ある意味で毎回がサーフィントリップ状態。そこでまず考えるのが、「どのウエットスーツを持っていこうかな？」ということ。例えば、１か月ほど滞在するとしたら、その間に海水温も変わるし、外気温も変わる、梅雨にはいるかもしれないし、といろいろ考えて持っていくウエットスーツを決めています。
でも、これって今まで経験したことがあるからわかることで、未経験のサーファーにとってはかなり難しいと思います。そこで、この経験と知識をサーファーの皆様に役立ててもらおうと思って、当記事を書きました。最後まで読んでいただけると嬉しいです。
日本のサーファーなら、海パン、スプリング、シーガル、ロングスリープ、フルスーツ（３ｍｍ）、フルスーツ（５ｍｍ）、セミドライ、ブーツ、グローブ、ヘッドキャップと様々なタイプのウェットスーツを持っていると思います。
いつもの海に行くなら、「あの海の〇月だったら、〇〇スーツ」だな。でも、風が吹いてるし天気も悪いので〇〇も予備でもっていこうかな。もし寒かったら困るのでインナーも持っていこう」と考えが浮かんでくると思います。
でも、行ったことがない、サーフィントリップ先ではどんなタイプのウェットスーツが居るのか？想像もできないと思います。そこで、そんなサーファーのために当ページを作りました。ご参考までに宜しく～
まずは、海水温を調べます。東南アジアは暖かいでしょ、と思いますが、時期によって暖かいとき寒いときがあって違いがあります。勝手な想像で日本の夏より暖かいと思ってウェットスーツをもっていかないサーファーもいますが、ちょっと待てと言いたい。ちなみに、私は寒がりなので、東南アジアに行く場合でもウェットスーツを持っていきます。暑いのは耐えることができるが、寒いのは耐えられないですからね。
現地の天気を調べる。これは、サーフィントリップに行く直前に調べるのがお勧め。天気が悪いと、海水温が高くても外気温が低くてウェットスーツが厚手のほうがいい場合がありますからね。怪しいときは予備で一つ厚手タイプを持っていくのもお勧めです。
今まで行ったことのあるサーフィントリップ先ごとにウェットスーツについて解説していきます。ちなみに、私は寒がりです。日本の真夏でもスプリングを着ています。小学生の頃は、プールの時間は、寒さでブルブルと震えて唇が紫色になっていた少年でした^^
1月から２月の種子島は、風が強い日が多いので意外に寒いのですよ。海から上がると本土よりも暖かいのですが、そのギャップにちょっと萎えます。この時期は、５ｍｍジャージのフルスーツを着ていました。ホテル前にグーフィーの波が入ってくるのですが、いい波なんですよね^^
６月の種子島は、夏です。梅雨が明ける前？なんですが、もう夏です。スプリングで問題なかったです。一般サーファーは水着で行けるかな？風が入ったり雨が降ったら寒いかもしれないので、ラッシュガードかタッパがあるといいですね。
１０月の種子島もまだまだ夏です。本州では秋が近づいてきて少しづつ寒くなってきますが、種子島はまだまだ夏です。スプリングとか水着で行けます。
１１月の種子島は、ようやく秋に入ってくる感じです。天気ならシーガル、雨とか天気が悪ければロングスリープとかあれば問題なし。この時期は、台風の波や遠くからのウネリが入ってきていい波なんですよね。思い出したら行きたくなってきたぞ^^
１月～３月の宮崎は、やっぱり寒いです。南国の宮崎ですが、さすがに寒いです。３ｍｍジャージのフルスーツ。インナーを用意しといたほうがいいです。この時期は、風がオフショアになる日が多いので、波があればいいときが多いですよ。
４月～５月の宮崎のウェットスーツは、３ｍｍジャージのフルスーツで行けます。天気が良ければシーガルでも問題なし。
６月の宮崎は、梅雨なので天気が悪い日が多いです。でも、外気温が暖かくなってきてるので、シーガルで行けます。この時期の宮崎の波は、どちらかというとイマイチだったな。たまたまいい波が入らなかっただけ？
７月～９月の宮崎のウェットスーツは、スプリングです。８月の宮崎では、一般サーファーはほとんどが水着で入ってます。この時期の宮崎は、波が乏しい。台風が入らないと厳しいイメージ。１０日間ほど波がないという時もありました。辛かったぁ～
１０月の宮崎のウェットスーツは、シーガル、１１月に入ると秋が本格化してくるので３ｍｍジャージフル、１２月はプラスしてインナーが必要って感じでしょうか？この時期の宮崎は、波が豊富で大好きです。毎年のようにお邪魔してますが、いつも波がある。ありすぎるぐらいです。今年もお願いします^^
南国バリ島ですが、気を付けたい時期があります。６月～８月。この時期は乾季になりますが、海水温は冷たいです。この時期以外の海と比べると５度ぐらいは違ってるのかな？本当に寒い。この時期にバリ島へサーフィントリップを考えているサーファーは、ウェットスーツとして「スプリング」「タッパ」を持っていくほうがいいと思います。人よりも暑がりな場合は、水着だけでも問題ないと思います。
プーケットは、５月～１０月までサーフィンができます。その時期にトリップを考えているサーファーの方は、ウェットスーツとしては、「スプリング」「タッパ」あたりは持っていったほうがいいかも。この時期は雨季なので、天気が悪かったり雨が降ったり風が吹いてたりで外気温が寒いときがあります。そんな時に、タッパなどがあれば便利です。
プーケットにトリップによく行きますが、私の場合は、スプリングのウェットスーツを持っていってます。天気が良かったり風が吹いてないと、水着で入る時もありますが。基本はウェットスーツを着てサーフィンしています。
現地で移動の際にウェットスーツを入れるウェットバックがあればいいのですが、無ければ袋で代用することになると思います。身近なものだと現地のショップでもらったビニール袋。でも、穴が開いてたりするのですよ。スーツケースにゴミ袋を入れとくほうがいいですよ。
日本に帰る前にウェットスーツを乾かす。濡れたウェットスーツを畳んでゴミ袋に入れて持って帰るのもアリなんだけど。重いし、臭くなるし。あまりお勧めはしない。そこで提案したいのが、扇風機やクーラーなど送風機のあるところにウェットスーツをもっていって乾かす。
予備としてサーフィントリップ先にはウェットスーツを持っていくほうがいい。寒さは耐えられないし、耐えて得することってありますか？
事前に現地のリサーチをして、海水温と天気などを調べておく。海水温から持っていくウェットスーツを予測することができるので参考にはなる。
南国だからとウェットスーツはいらないだろうと思わない。天候や時期によっては寒いときもあるので、予備として持って行って損はない。
いかがだったでしょうか？サーフィントリップに持っていくウェットスーツを解説しましたが、参考になりましたか？最高の波乗りができることを願っています。こんなことを書いてると、私もサーフィントリップに行きたくなってきました。どこかの海でお会いできるのを楽しみにしています。