フィン(スケッグ)とは、サーフボードのボトム側についている、方向を変えるための突起物。
魚のひれのようなデザインを持っている。
安定舵の役目も果たすもので、別名スケッグともいう。
大きさや形によって、その特性も様々に変わってくる。
当初は、シングルフィンのみしかなかったが、その後の技術改良によって、ツインフィン、トライフィンなど多くの種類が登場するようになった。
現在は、トライフィンが主流となっている。
スピードと回転性がバランスよくマッチした攻撃的なフィンです。
いずれの種類にしろ、自分のスタイルに適したものを選ぶことが肝要です。
サーフボードも進化してきていますが、フィン(スケッグ)も例外ではなく、進化してきています。
最近の傾向は、より軽く柔らかくだと思われます。
材質を従来の重いものから、軽いカーボン製のものへと変わりつつあります。
昔はオンフィンが主流でした。
オンフィンとは、サーフボードにフィンが固定されたものです。
今でも見かけますが数が少ないです。
現在の主流は、取り外しの出来るフィンです。
取り外しの出来るフィンシステムは、二つあります。FCSかフューチャー。
一昔前は、FCSが圧倒的に多かったのですが、最近ではフューチャーも増えてきました。なぜか???
FCSのフィンシステムには、若干の欠陥がありました。サーフボードのデッキ面にフィンボックスの位置あたりにヒビが出来たことはありませんか?
あれは、FCSの構造的欠陥によるものです。ある意味、それを改良したのが、フューチャーフィンシステムだと言えます。
ですが、更に改良を加えたのが、エフェクトシステムです。
FCSもフューチャーも取り外しにネジ(フィンキー)を使用していますが、エフェクトシステムではネジが必要ありません。
いとも簡単に取り外しが可能で、波にあったフィンの選択が容易に出来るようになりました。サーフィン用品も日々進歩改良されているんですね。