シーズンに気を付けて|プーケットのサーフィン情報

常夏の楽園プーケット
物価が安く、飯が旨く、波がやさしい
初心者サーファーに最高なプーケットサーフィンです
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この記事の執筆者

この記事を書いたのは、サーフィンゲート管理人です。

プーケットへ初めてサーフィンに行ったのは「2004年」。その半年前にスリランカで出会った「常夏屋のひろきさん」に教えてもらって訪れました。スリランカに行っていなかったら、「ひろきさん」に出会ってなかったらプーケットでサーフィンをする機会はなかったです。感謝です。

初めていった時から数えて、約20年ほどになります。その間に、2週間から1カ月ぐらいの滞在を年に1回から2回のペースで、何度もプーケットへサーフトリップに出かけています。パスポートを見ても、タイのスタンプが数えきれないほど押されていて何回行ったのが数えることができないほど。なぜ、これほどプーケットでのサーフィンにハマってしまったのか?

理由を上げればいろいろありますが、プーケットがめちゃくちゃ合った、ということ。では、他のサーファーには合うのか?合うか合わないかは、その人が決めることですが、その材料、情報をお伝えしようと思ったのが当記事を書いた理由です。

当記事を参考にして、プーケットに行くことを決めた方がおられましたら幸いです。何人かには、たまたま現地であったり、メールをいただいたりしました。そんな輪が広がればいいなと思っています。

プーケットのサーフィンシーズン

プーケットには、波乗りできる時期と、サーフィン出来ないシーズンがあります。時期=シーズンです。シーズンは重要です。

先に答えを発表します。サーフィンできるシーズンは、「5月、6月、7月、8月、9月、10月」。波乗りできない時期は、「11月、12月、1月、2月、3がつ、4月」になります。半年ごとの交代で波乗りできる時期とサーフィン出来ないシーズンに変わります。何が違うのでしょうか?

違いは、プーケットの沖合を吹く風の向きです。それは、プーケットの季節に関係してきます。プーケットには、雨季と乾季があります。雨季が「5月、6月、7月、8月、9月、10月」、乾季が「11月、12月、1月、2月、3がつ、4月」となります。言い換えれば、雨季が波乗りのできる時期、乾季がサーフィンの出来ないシーズンになります。

雨季の時期である「5月、6月、7月、8月、9月、10月」がプーケットでサーフィンができるシーズンです。ココだけは間違えないでほしい。

プーケットのサーフィン情報

ローカル

プーケットにもローカルは存在します。それぞれの海にローカルが居ます。ただ、日本人には優しいローカルがほとんどで、トラブルはほとんど聞いたことがありません。ただ、マナーはルールは守った上での話。日本で波乗りするときのルールとマナーを守りましょう。

アクセス

ビーチへのアクセスは、バリ島のようにキャリアーがついたレンタルバイクが無いので、徒歩になります。なので、波乗り目的でプーケットに行くなら、徒歩圏内のホテルに滞在するか、現地ガイドの「常夏屋」にお願いすることになります。

レンタルボード

各ビーチにはレンタルボードが置いてあります。ただ、大きめなサーフボードがメインとなります。借りる主体が外国人ということが大きい。ロングボードがファンボードでちょっと楽しみたいという方なら問題ありませんが、ショートボードだと難しいですね。

ショートボードなら現地ガイドの「常夏屋」さんにお願いしてお借りしましょう。日本人経営なので、平均的なサーフボードを多数取り揃えていますよ。

スクール

海には、レンタルボード屋さんがお店を構えています。お店といっても、サーフボードを立てかけているだけの簡易なものがほとんど。そこには、スタッフが数人常駐しています。そのスタッフがサーフィンスクールの講師を務めています。日本語のできるサーファーを見つけるのは、プーケットでは至難の業。日本語を希望するなら「常夏屋」に頼もう。

在住日本人サーファー

私はあくまでもトリップサーファーです。ただ、渡航歴が長いし、渡航回数も多いので、在住日本人サーファーといえば。あの人とあの人とあの人ぐらいかな?と数えても4人ほど。常夏屋さん、「redsnapper」のオーナーさん、ボディーボーダーの人、ダイビングスタッフの人。もうちょっと増えてるかもしれないけど、そんなもの。そんなに多くはありません。

プーケットサーフィン情報の確実性を考えるなら、その中でも常夏屋さんが一番ですね。それこそ、プーケットで波乗りが出来ると知られていないころから住んでますから。

情報サイトについて

プーケットのサーフィン情報を掲載しているサイトが増えてきましたが、果たして信頼できる情報なのか?はなはだ疑問です。この中には、明らかに行ったことが無くてネットで適当に拾ってきただけの情報しか散見されないサイトが多数あります。それでも、検索サイトでは上位に位置付けされてて、それを信用してしまうサーファーもおられます。すべてが間違ってるとは思いませんが、正確ではない情報もおおく見受けられます。

中でも波乗りシーズンについて。確かにプーケットで波乗りが出来るのは雨季だけ。ではありますが、ごくごくまれに乾季にも波乗りが出来るとときがあります。南アフリカ沖からのグランドスウェルが入ってくることがあるのです。そんな時は、最高の波ですよ。狙っていけるか?と言われれば難しいのですが。「乾季でもごくごくまれに波乗りが出来る」が正しい。

エアポートリーフ

海底

リーフ

ローカル

まったくいない。人気が無い。

所感

プーケットにはリーフでサーフィンできるポイントがあります。ココもそのうちの一つ。いい波ではありますが、どこがピークなのか沖を見ただけではわかりません。ココで出来るの?と疑うしかない。でも、サーフィンが出来るのです。しかも、ほぼ貸切。一人で行くと、孤独しかない。ちょっと危険です。

潮の干満が激しいときには、海底が浅い。岩がむき出し。時間帯を間違えるとゴリゴリの傷だらけの天使になります。くれぐれもお気を付けを。

風に弱いので、ココで波乗りが出来る機会があればぜひとも入ってほしい。ですが、そのタイミングはかなり難しい。コンディションを完璧に把握していないなら入るべきではないし、行くべきでもない。行きたい場合は、ガイドを雇っていくのがおすすめ。

プーケット空港近くの国立公園にあるサーフィンポイント

ナイトンビーチ

海底

ローカル

ほぼ居ない

ポイント所感

波チェックだけして入ったことはない。ただただ、ダンパーだった。ココで「よかったよ」と聞いたことが無い。たまたま地形が決まった時なら入る価値はあるだろうけど。その機会が来るのかどうか?

ココでもサーファーらしき人を見かけたのでサーフィンはできると思う。でも、プーケットには他にもいいポイントがいっぱいあるので、ココ狙いで行くのはあまりおススメはしません。

バンタオビーチ

海底

ローカル

ほぼ居ない

ココもチェックだけで入ったことはないし。かなり長いビーチで、南北に約6kmもある。どこかでいい波が割れてるかもしれないが徒労に終わることになるだろう。

ココもサーフィンはできるけど、もっといいポイントがある。バンタオビーチの南にはスリンビーチがある。プーケットでもいい波が立つポイントです。

スリンビーチ

海底

綺麗な砂地です

ローカル

居るけど、ほとんど気にならない。

ポイント所感

一番好きな海です。雨季のビーチは人もそんなにいなくて空いています。プーケットで波が一番反応するので、他のポイントで無理でも、スリンなら少しはサーフィンできる可能性がある。

小さい波でもパワーがあます。ただ浅い地形なので、注意が必要。一度だけサーフボードが刺さって折れたことがあります。かなり薄いサーフボードだったこともありますが。

海沿いにレストランがあり、その裏には屋台があり、一日居ても飽きないビーチです。プーケットに行ったら、一度はサーフィンで訪れる価値のある「スリンビーチ」です。

2019年

海沿いにあったレストランがなくなってました。すごくいい雰囲気だったので残念です。屋台は残ってました。

スリンビーチ沿いのレストランからの眺め

カマラビーチ

海底

ローカル

居ます。そこそこの人数のローカルがいます。あまり気になりませんが、ルールとマナーは守るように。

ポイント所感

カマラビーチは南北に長いビーチで、約2kmほどの長いビーチ。一応全域で波乗りが出来るが、メインは北の端、真ん中あたりの正面。

右端に岬があり、それが風を軽減してくれ、地形の安定にも役立っているようで、プーケットの中でもコンスタントにサーフィンが出来ます。

カタビーチをメインにしてるので、カマラまで来ることは少ないですが、カタで風が強くてノーサーフだったけど、カマラでは風を少しは交わしてサーフィンができるときがありました。チェックする価値はあります。

地形が安定しているカマラビーチ

パトンビーチ

海底

ローカル

居ます

ポイント所感

プーケットの一番の繁華街にあるパトンビーチ。サーファーよりも海水浴のお客さんが多いので、十分に注意して波乗りをするように。

レンタルサーフボードもそこそこ充実しているが、波乗りのメインポイントではないので、波に関しての期待はしないように。基本的によれている波が多く。パワーも弱め。それでいてダンパーが多い。乗り代がゼロな残念なのコンディションが多い。

繁華街に近いこともあり、ローカルが一番多いのはパトンビーチ。別にうるさくはない。プーケットで遊びとサーフィンを両立させるならパトンに滞在するのもあり。

サーフィンには不向きなパトンビーチ

カロンビーチ

海底

ローカル

多くはないけど居る

ポイント所感

カロンビーチは、プーケットの中でも南北に長いビーチ。ただ、サーフィンが出来るのは、北側だけ。サークルがあって、その前あたりだけ。他は、地形が悪く、砂がつかないのでサーフィンには適していない。何度も行って確かめたから間違いない。といっても、砂次第だから、砂の機嫌がよかったら波乗り出来る。

長い海に砂付きのいいサーフィンができそうな場所があるかもしれないが、チェックに時間がかかるから休息タイムがあれば適当に散歩するのもあり。観光客も少なく、ゆっくり散策ができるかもしれない。

カロンビーチは北側だけしか波乗りできません

カタビーチ

海底

ローカル

居ます

ポイント所感

プーケットでサーフィンをするなら、カタビーチがおすすめ。ウネリをよく拾うので、雨季ならほぼ毎日サーフィン出来ます。

また、サイズが大きくても波にパワーが無いので、安心です。その意味で初心者サーファーにお勧めだといえます。

、いろんなところで波が割れています。サイズの大きさも場所によって違い、南から北に向かうに連れて、ウネリが小さくなります。もしサイズが大きくなったら、初心者サーファーは、北側で波乗りをするようにしましょう。

南北に長い海に大きく分けて三か所が波乗りできる日がおおいです。北側、真ん中、南側。嘘みたいな話ですが、三か所に分かれてます。北側は海水浴客が多いので、あまりお勧めはしない。

南側がメインポイントになります。サーフィンするなら、まずは南側をチェック。いい時間とかいい潮だとかではなく、すべてタイミング次第。チェックが欠かせない。ロータイドでいいときもあるし、ダンパーの時もある。ハイタイドでインサイドが激決まりの時もあるし、タプタプでドカンの時もある。すべては運と砂次第。

ウネリに敏感で地形が決まりやすい
夕焼けと波乗りの見事なプーケットビーチ

カタノイビーチ

海底

ローカル

居ます。移住さんがローカル風です。

ポイント所感

波がいいのに北側の端っこ。いわば付近から割れるれぎゅーらー方向の波。小さな波でも綺麗に割れるので楽しめることが多いです。

ただ、ポイントブレイクに近いので大人数でのエントリーは諦めましょう。

岩場付近から割れる小波が最高です

ナイハンビーチ

海底

ローカル

ほぼ居ない

ポイント所感

プーケットの最南端のサーフポイントがナイハンビーチ。混雑とは無縁でサーフィンを楽しめる可能性がある。。他で混雑しているような時でも少人数で波乗り出来る。

北側は遊泳エリアでブイを浮かべているので気をつけよう。波乗りは、正面でするか、南のほうでするか。南のほうはグーフィーのいい波が立つときがある。意外にパワーがあり、掘れてる波も。

ナイハンビーチを見下ろすホテルなら波チェックが簡単

人工サーフィン

海底

ビニール

ローカル

ローカルサーファーが経営

所感

人工的に水流を流してその上をサーフボードのような板で滑るサーフィンです。いわゆる「ウェーブプール」のような波の形をしているわけではなく、サーフィンをやっている感はあまりありませんが、滑っている感はあります。

もともとは、カタビーチにありました。今は、パトンにもあります。カタビーチのローカルサーファーが共同経営者になってます。

おすすめホテル

Sugar Marina Resort - Fashion - Kata Beach

カタビーチ

カタビーチにあるおススメホテル。メインポイントのカタビーチの南に位置しています。海まで歩いて5分もかかりません。

3500件余りの口コミを貰っており、点数は8.2と高得点をマーク。「サーフ旅行に最高」「海から近い」「ビールやコーラが無料」などの口コミが書き込まれています。

Sugar Marina Resort

Impiana Resort Patong

パトンビーチ

パトンビーチの海沿いにあるおススメホテル。ビーチのほぼ中央に位置しています。

海を満喫したいなら海まで歩いてすぐのこちらのホテルがおすすめ。

Impiana Resort Patong

Twinpalms Phuket Hotel

スリンビーチ

スリンビーチにあるおススメホテル。サーフィンするなら海に近いこちらがおすすめ。

800件余りの口コミを貰っており、点数は9と高得点をマーク。「またリピートする」「客層が落ち着いている」」などの口コミが書き込まれています。

Twinpalms Phuket Hotel

プーケットでサーフスクール

常夏屋

日本人が日本語で丁寧に教えてくれるサーフスクールは「常夏屋」だけです。

バリ島なんかだとインドネシア人が日本語でサーフスクールを開催していますが、ここはタイのプーケット。プーケットに住んでいるタイ人は日本語ができません。なので、教えることができません。英語も微妙なので教わるならタイ語で。そんなの時間の無駄。

優しい波でサーフスクールを受けたいなら「常夏屋」しかありません。

常夏屋

老舗

プーケットで波乗りが出来ると知られるよりも前からガイドの仕事を始め。旅行会社などがガイドをお願いするときは、「常夏屋」を利用しています。プーケットサーフィン=常夏屋。

レンタルボード

海沿いにもレンタルボードが何本も何本も並んでいます。ロングやファンボードの長さに関してはまったく問題ないでしょう。ただし、程度は???お世辞にもいいとはいえない。お試しサーフィンをやるなら海沿いは便利だから利用価値はあるけど。せっかくプーケットまで来てボロボロのサーフボードで波乗りするなんて勿体ない。

常夏屋さんなら、状態のいいサーフボードを多数取り揃えています。平均的な日本人サーファーの体形に合わせた品ぞろえ。ロングやファンももちろんあります。オーナーさんがショートボーダーなのでそちらも豊富です。

ガイド

その日のベストポイントに連れて行ってもらえる「ガイド」も利用価値ありです。

プーケットの波情報

プーケットの波情報を知る唯一のサイトが「プーケットサーフィン情報NEW」です。定期的にアップロードしてますよ。

まとめ

ホテル

高級から低級までいろいろ揃ってる。そして、ほとんどが海から近い。歩いて行ける距離にあります。プーケットへサーフィン目的で旅行を考えているサーファーは、常夏屋さんでツアーを組むならどんなホテルでもいいけど、やっぱり海から近い、あるいは、海沿いのホテルのほうが南国気分が盛り上がるに違いない。

レンタルボード

海岸にはレンタルボード屋さんがあるけど、ファンボードとロングボードがメイン。そして、ボロイ。あまりおススメは出来ない。プーケットで波乗りがしたい、という希望があるなら、常夏屋で借りたほうだいい。旅行の前に相談に乗ってくれる。

水温

日本の夏と同じぐらい。プーケットの海の波乗りシーズンは5月から10月。5月のほうが温かくてて徐々に水温が下がってくる感じ。変化があると言っても1度ほど。

ただ、これは晴れてて風が無いような気象条件の時だけ。曇り空なら肌寒いかもしれないし、風が吹いてたら寒い。タッパーがあれば凌げるが、寒がりならスプリングがあったほうだいい。

波の大きさ

優しい波が多いのは事実だが、沖合に強めの低気圧があると、海は大荒れで頭オーバーの日が続くこともある。と思えば、まったく波が無い日もある。自然なのでどうしようもないが、そんなときでもなんとか波乗り出来る場所に連れて行ってくれるのがガイド。

透明度の高い海。と紹介されることがあるプーケット。間違いではないけど、正しくもない。波の無い乾季の間は、透明度の高い海になる。その代わりに波はない。波のあるのは雨季の時期。この時期は風が吹いたり雨が降ったり、小雨だったり豪雨だったり。荒れた天気の日は当然、海も荒れてる。まったく透明な海ではない。おまけに川から流れてきた茶色の泥などで海は汚くなってしまう。

透明度の高い海で波乗りできたらいいのだが、そんな日ばかりではない。それは、豪雨で川の汚い水が海に流れ込むから。残念ながら綺麗な水ではないので、海が汚染される。在住者でさえも、気を付けているので、免疫の無い観光客はもっと気を付ける必要がある。

粘膜も守るためにも、出来るだけ海の中では目を開けない。海水が口に入ってきたら、吐き出す。入ってこないように努力する。

海から上がったら、ビタミン剤を飲んだり、正露丸などを飲んでおく。疲れがたまらないように気を付ける。免疫力が高ければ少々の悪いものでもやっつけてくれる。免疫をあげるために、冷たいものよりも温かいものを摂取するように心がける。

あいさつ

ローカルがきつい場所もあるけど、ゆるい場所もある。カタビーチでも、ローカルがきついサーファーもいるけど、優しい奴もいる。にこっと笑って手を振ってあいさつしてれば、フレンドリーに接してくれる。そうするとお互いがいい気持でサーフィンが出来る。是非、楽しんできてください。

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